食事の介護方法
食事は身体に必要な栄養素やエネルギーを補給し、
生命維持の基となる重要なものです。
介護の際には、
自分で食べれるように援助する。
口から食べれるように工夫する。
心理的・社会的・文化的欲求が満たされるように援助する。
この3つをポイントにおきましょう。
食事の介護が必要な人は、
食事を取る上で何らかの問題点があります。
問題点を把握することは適切な介護に必要です。
毎日の食事の摂取量の把握が大切です。
偏食は無いか、食べこぼしはないか。
また、水分量のチェックも必要です。
加齢などにより身体能力が低下すると、
食べ物を取り入れ、排泄するまでの各過程で、
様々な問題が生じやすくなります。
どの過程で、何が問題となりやすいのかを、
把握する必要があります。
食事の摂取上の問題となるものの多くは、
適切な介護で改善が可能です。
その原因を多方面から検討し対応策を考えます。
食欲不振の場合には、
食事の出し方などに配慮したり、
主食を減らし、間食に栄養の取れる食品を出す。
家族や気の合う仲間と一緒に食事をすることなどで、
食欲を増進させることができます。
精神的な問題で食欲が低下している時は、
その原因を探ると共に、専門医に相談しましょう。
抑うつ状態の時は、
励ましは本人の気持ちの負担になり、
逆効果です。
自力で食事が取ることが難しい時でも、
細かな配慮や工夫によって可能になることもあります。
多少時間がかかっても、
自力で食べられるよう見守り、
支援する姿勢が大切です。
歯・口腔に問題のある場合のほとんどは、
歯や口腔の疾患、
義歯の不具合によるそしゃく力の低下です。
歯の治療や適合した義歯の装着することが第一です。
また、口腔内を清潔に保つことも大切です。
柔らかい食品を選択したり、
材料を細かくしたり、
十分に加熱し、やわらかく煮るなどの工夫も必要です。