緊急時 意識障害がある場合の対応
在宅での介護では、
意識障害がある場合は、
救急車により搬送をします。
意識障害の程度と内容を把握するのに、
意識レベルの評価をします。
意識レベルの評価には、
3-3-9度方式が一般的に使われます。
3-3-9度方式は、
痛みや呼びかけに対する反応を3群に分け、
さらに各群を3段階に意識レベルを分けたものです。
1群は、目を覚ましている状態。
2群は、刺激を与えて目をさますが、やめると眠り込む状態。
3群は、刺激を与えても目をさまさない状態です。
1群の3段階は、1ほぼ清明だが今ひとつはっきりしない。
2今日の日付や今いる場所がわからない。
3自分の名前、生年月日が言えないです。
2群の3段階は、10呼びかけると目をさます。
20大きな声または体を揺さぶると目をあける。
30痛みや刺激を繰り返し与えてやっと目をあけるです。
3群の3段階は、100はらいのけるような動作をする。
200少し手足を動かしたり顔をしかめる。
300痛みや刺激に全く反応しないです。
これで意識レベルをみて、重症度を判断します。
レベル300は最重度です。
心停止は心臓のポンプ機能が停止した状態で、
顔色が蒼白になり、
冷たくなるといった症状です。
心停止が30~60秒続くと瞳孔が散大し、
3分以上停止すると、
脳への重大な障害が起こります。
心停止の場合は、
緊急の処置と治療が最優先となります。
一次的対応として、まずは握りこぶしの小指側で、
前胸部の胸骨中央部を強くたたきます。
この刺激だけで心拍が再開することがあります。
心停止と共に、気道の確保もただちに行ないと、
酸素欠乏による脳障害が生じるので、
心停止のときは、心肺蘇生を行ないます。
心肺蘇生は、
気道確保⇒人工呼吸⇒体外心マッサージの順序で行ないます。
できるだけ複数の人間で行なうといいです。