介護保険制度のしくみ
急激な速度で進行する高齢社会。
2030年には、4人に1人、
2050年には、3人に1人が、高齢者になると推測されています。
介護が必要になっても、
残された能力で、できるだけ自立し、
尊厳を持って暮らしたいと誰もが願っていると思います。
そんな高齢者社会の介護を、
社会全体で支えていこうと考えた制度が、
「介護保険制度」です。
介護保険制度は、
みんなの願いであるぬくもりある社会を、
実現していくためのしくみです。
介護保険制度は、各市町村で運営されます。
加入者が保険料を負担し、
介護や支援が必要と認定された時、費用の1割で介護サービスが受けられます。
加入の仕方は、
65歳以上の「第1号被保険者」と
40歳~64歳までの「第2号被保険者」とに分けられます。
外国人でも一定の条件により、
被保険者として加入できます。
資格の適用について確認する必要があります。
第1号被保険者の保険料の支払は、
原則として年金からの天引きです。
要介護・要支援状態と認定されると、
サービス費用の1割を負担することで、
介護サービスが受けられます。
第2号被保険者の保険料の支払は、
加入している医療保険の保険料に、
上乗せして医療保険者に収めます。
定められた種類の病気により、
要介護・要支援状態と認定されると、
1割負担で介護サービスが受けられます。
介護保険の費用は、サービスを受ける被保険者自身が、
助け合いの考えに立って保険料を負担しています。
さらに国民みんなで支えています。
第1号被保険者の保険料で全体の約19%、
第2号被保険者の保険料で全体の約31%、
残りは、国などの公費でまかなわれています。